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【防災士ママブログ】ピオまめ|防災グッズやリュック中身は?災害防災対策等、大切な家族を守るために必要な知識を発信中!

災害時に家族の安否確認ができる連絡ツール5選!防災用パーソナルカードについても紹介

大規模災害が発生した時に、家族が離れた場所にいる場合は安否確認が必要です。しかし通信制限などによって電話やインターネットが繋がりにくくなり、なかなか連絡が取れない可能性もあります。
そんな事態に備えて、非常時にはどんな連絡ツールを使って安否確認をすればいいのか、家族で話し合っておきましょう。そこで今回は、災害時に役立つおすすめの連絡ツールについて紹介していきます。

連絡ツールはたくさん!災害発生時に役立つものをチェックしておこう

今ではスマホが広く普及していて、家族や友人と連絡できる手段はたくさんあります。電話やメールだけでなく、LINEなどの各種SNSや通話アプリでも気軽に連絡することが可能ですね。そんな豊富にある連絡ツールですが、もしも大規模な災害が発生した時にどの方法で連絡したらいいのか考えておくことも大切です。

地震などの災害はいつどこで起こるかわかりません。家族が別々の場所にいる時に被災したら、お互いの安否確認が必要です。その時にスムーズに連絡を取り合えるようにするには、どの連絡ツールを使えばいいのか日ごろから話し合っておく必要があります。非常時の連絡手段にはどのツールが役立つのか、しっかりチェックしておきましょう。

【災害時に使える連絡ツール】選ぶ時の注意点は?

災害時は電話やメール、LINEなど普段から使用している連絡ツールのほかに、171などの災害時用ツールも役立ちます。非常時にスムーズな安否確認ができるよう、どの連絡ツールを使うのかあらかじめ家族で決めておきましょう。その際にチェックしておきたいポイントを紹介します。

複数の連絡ツールを使えるようにしておく

災害時の連絡手段を決める場合は、1種に絞らず複数のツールを検討しておきます。地震などの大規模災害が発生すると、通信の制限や障害が起こってスムーズな連絡ができなくなる可能性があります。
家族全員が携帯電話を持っていても、電話回線やネット回線が繋がりにくくなっていれば、安否確認に時間がかかってしまいます。災害用伝言ダイヤル(171)など非常用の連絡ツールも含めながら、スムーズに連絡が取れない場合はどの手段を使うか家族で話し合っておきましょう。

携帯電話が使えない場合も想定しておく

被災時に携帯電話が使えない可能性も考えておきましょう。例えば、バッテリー切れで使えなくなるほか、破損や紛失してしまう恐れもあります。また、子どもが習い事や遊びにいった先で被災した時に携帯電話を持っていないことも考えられますね。そんな時のために防災用パーソナルカードを持ち歩いておくのもおすすめです。

防災用パーソナルカードとは、氏名や生年月日、住所のほか家族の連絡先や保険証番号など被災した時に役立つ情報をまとめたものです。携帯電話が使えない状況でも、連絡先がわかれば公衆電話から連絡することができます。子どもだけでなく、家族全員がそれぞれの防災用パーソナルカードを持っておくようにしましょう。

災害時の安否確認に役立つ!家族で使えるおすすめ連絡ツール5選

災害時の安否確認手段として、家族で使えるおすすめの連絡ツールを紹介します。使い方も含めて家族間でしっかり共有しておきましょう。

【1】災害用伝言ダイヤル(171)・災害用伝言板(web171)

災害用伝言ダイヤル(171)は固定電話や携帯電話のほか、公衆電話からでも使える連絡ツール。音声で伝言を残したり聞いたりすることができます。携帯電話が使えない状況でも、公衆電話から安否確認できるのがポイントです。
【災害用伝言ダイヤル(171)】
https://www.ntt-east.co.jp/saigai/voice171/

また、ウェブ版である災害用伝言板(web171)もあります。サイトにアクセスして文字で伝言を残すことができるシステムです。音声版とweb版は連携しているので、171に電話をして音声で残した伝言をweb171で確認したり、web版に文字で残した伝言を音声変換して171で再生したりすることができるので覚えておきましょう。
【災害用伝言板(web171)】
https://www.web171.jp/web171app/topRedirect/;jsessionid=c–ANyengwzpPN0uwZcW0do9-wnsU1mZTgg-ep7j.ajp13w2

【2】大手キャリアで提供している災害用伝言板

docomo・au・Softbankの各キャリアでは、文字でメッセージを残せる災害用伝言板を設けています。最近ではこれらの大手キャリアに加えて楽天モバイルやY!mobileなどでも災害用伝言板を用意しているので、事前にチェックしておきましょう。

この災害用伝言板は各キャリアのポータルサイトや災害用アプリからアクセスして使います。もしもの時にスムーズに使えるように、事前にアプリをダウンロードしておいたり、サイトをホーム画面に追加しておいたりするのがおすすめです。

【3】Googleパーソンファインダー

GoogleパーソンファインダーはGoogle社が提供する災害用伝言板で、インターネットを使って安否確認を行うシステムです。名前だけで登録や検索ができるため、家族や友人のほか被災現場に居合わせた人の登録もできるのが特徴です。こちらもスムーズにアクセスできるように、サイトをホーム画面に追加したり、ブックマークしておいたりすると安心です。体験利用ができるので、ぜひ試しておきましょう。
【Googleパーソンファインダー】
https://personfinder.google.org/global/howto.html

【4】LINE

大規模な災害が発生するとLINEのホームタブに「LINE安否確認」が表示されるようになります。ここから設定すると、自分のアイコンの下に「無事」か「被害あり」のマークがつけられ、名前の下のステータスメッセージでも短い文章で状況を伝えられます。LINEで「友だち」になっている人が素早く安否確認できるので便利です。

「LINE安否確認」が表示されない場合でも、自分の名前を変更して「無事」や「学校へ避難中」などと書き加えておくと具体的な情報を伝えられます。LINEでは位置情報の共有もできるため、避難中に自分がどこにいるかわからない場合もGPSによる正確な場所を伝えることができます。
【緊急時に役立つLINEの使い方】
https://guide.line.me/ja/features-and-columns/emergency-tips.html

もしもの時の安否確認方法を家族で共有して防災意識を高めよう


今回は、災害時に役立つ連絡ツールや安否確認の方法について紹介しました。大規模な災害が発生すると、通信障害が発生してスムーズな連絡が取りにくくなることが多いです。家族が離れた場所にいる時でも素早く安否確認できるように、普段からどの手段で連絡や安否確認をするべきか話し合っておきましょう。複数の手段を共有しておけば、連絡が取れなくなってしまう事態を防ぐことができます。

また、被災時に携帯電話が使えなくても困らないように防災用のパーソナルカードを持ち歩くことも大切です。そこで次の記事では、防災用パーソナルカードについて詳しく紹介します。子どももパパママもそれぞれのパーソナルカードを携帯して、日ごろから備えておきましょう。

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