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【防災士ママブログ】ピオまめ|防災グッズやリュック中身は?災害防災対策等、大切な家族を守るために必要な知識を発信中!

災害時に頭を守る【防災頭巾】の特徴やヘルメットとの違いを紹介

地震などの災害が起こった時に備えて用意しておきたい防災グッズにはさまざまなものがあります。非常食や水、ライト、電池など避難生活で使えるアイテムも大切ですが、自分の身を守る防災グッズも欠かせません。特に防災頭巾は頭のケガを防止するのに役立ちます。

そこで今回は、防災頭巾について紹介します。防災頭巾の特徴やどんな場合に役立つのかについて解説するほか、防災ヘルメットとの違いについても紹介します。これから防災頭巾の用意を検討している人は、ぜひチェックしてください。

災害時の落下物や炎から頭を守る【防災頭巾】

防災頭巾とは災害時の落下物から頭部を守るため、頭にかぶって使用する簡易的な防災グッズ。そもそも防災頭巾とは、1970年代から提唱され始めた東海地震への備えとして、太平洋戦争末期に用いられた防空頭巾を原型として広まり、今では防災用品として馴染みのあるものとなりました。2枚の布を張り合わせて中に綿などの緩衝材をつめ、頭にかぶる形状になっています。
表面生地や中綿に特殊繊維を使用したものが多く、難燃素材なら燃えにくいので火災の避難時にも役立ちます。

子どもの頃に親に作ってもらったことがある方は、防災頭巾に親しみがあるのではないでしょうか。保育園、幼稚園や小学校では入園・入学の際に用意する場合もありますが、これは地域や学校園によって違いがあるようです。学校や園で防災頭巾を使う場合、普段は椅子に装着して座布団や背当てクッションとして活用することもできます。かさばらず、普段使いしながら災害発生時にはすぐ手に取れるという点がメリットです。

【防災頭巾の特徴】どんな危険から頭を守れる?

防災頭巾は軽量な落下物や火災の火の粉から頭部を守るために使用する防災グッズです。飛散したガラス片や落下した電球、本などが頭に当たった際のケガ防止に役立つので、比較的軽量な落下物が多い屋内で活用できそうです。
重量のある落下物や強い衝撃などに対しては不十分なため、簡易的な防災グッズであるといえるでしょう。

そんな防災頭巾にはさまざまな商品があり、「燃えにくい素材を使用」などと書かれたものも多いです。特に日本防炎協会による認定を受けていれば、その防炎性能にも安心感があるので注目しておきましょう。

また、防災頭巾は肩口までカバーできるため、頭だけでなく顔や耳、首などを守ることも可能です。炎が髪の毛に移ったり、ガラス片が耳や顔に当たったりするのを防ぐ効果もあります。そのため、落下物によるケガ防止のほかに、火災時にも大きく役立つ防災グッズです。

【頭を守る防災グッズ】防災頭巾と防災ヘルメットの違いとは?

【頭を守る防災グッズ】防災頭巾と防災ヘルメットの違いとは?

頭を守る防災グッズにはヘルメットもある

地震などの災害時に頭を守るための防災グッズは、防災頭巾のほかに防災ヘルメットもあります。布製品である防災頭巾と違い、防災ヘルメットは丈夫な素材でできているためより耐衝撃性が高いのが特徴。

重量のある落下物や強い衝撃から頭を守ることが可能です。地震によって落下してきた硬いものや角のあるものによるケガを防いだり、倒壊などによる衝撃を防いだりするのに役立つでしょう。

防災頭巾と防災ヘルメットの違いは【耐衝撃性】

防災頭巾と防災ヘルメットの違いは【耐衝撃性】

防災頭巾と防災ヘルメットは耐衝撃性に違いがあります。それぞれの衝撃吸収性の認定基準が異なっており、防災頭巾は「人型模型に防災頭巾をかぶせて5kgのおもりを10cmの高さから落下させ 、加わった衝撃が7.4kN以下であること」が日本防炎協会の認証基準になっています。

一方で防災ヘルメットは「人型模型に防災ヘルメットをかぶせて5kgのおもりを1mの高さから落下させ、加わった衝撃が4.9kN以下であること」が厚生労働省の検定基準とされています。それぞれの基準の違いから、防災ヘルメットの方が耐衝撃性に優れているといえますね。

高いところからの落下物など強い衝撃から頭を保護するためには、防災ヘルメットの方が向いているでしょう。しかし、防災頭巾なら肩口まで保護できるので、火災の時のやけど防止などに役立ちます。
以上のことから、防災頭巾は軽量な落下物や炎から肩口まで守ることができ、防災ヘルメットは強い衝撃や重たい落下物から頭部を守ることができるという違いがあります。

また、普段収納しておく際にヘルメットはかさばりやすく、防災頭巾はコンパクトになるというのも異なるポイント。近頃ではそんなかさばるヘルメットを収納しやすくした、折りたたみタイプも登場しています。

防災頭巾を選ぶ際のポイント

ここからは防災頭巾を選ぶ際のポイントについて解説していきます。防災頭巾を選ぶポイントは主に以下の4つです。機能性はもちろん、デザインも多種多様ですから、よく考えながらより良い商品を選びましょう。

機能で選ぶ

防災頭巾を選ぶ際に最も重要なのは、「機能性」です。防災頭巾の主な役割は「衝撃を吸収すること」と「防炎機能」になります。地震などの災害時に飛来物や落下物から頭を守るためには、衝撃に強い商品を選ばなければなりません。衝撃の強さを確かめる指標となるのが、中綿の量です。衝撃に強いものを選びたいと考えている場合には、厚手の生地で中綿がたくさん入っている防災頭巾を選びましょう。

素材で選ぶ

素材で選ぶのも防災頭巾を選ぶ際には重要な観点です。防災頭巾の素材は主にアルミ加工と布地の2種類があります。アルミ加工は、防炎性と耐久性が高いのが特徴です。丈夫で長持ちするという性質を持っています。一方の布地は、柔らかく手触りがよいというのが特徴です。クッションとしても活用することができるので幅広い用途を持っています。
より「防災」という面で防炎や耐久性を重視するのであれば、アルミ加工がおすすめです。耐火性だけではなく、耐久性にも優れているので長期間自宅の中で保存しておいても品質を長く保つことができます。また、アルミ加工は汚れにも強いため、手入れもしやすいというのも特徴です。
使用した際の肌触りを重視するのであれば布地タイプがおすすめです。柔らかかく防災頭巾をクッションとしても活用することができます。布地タイプの中には難燃加工という生地の燃えにくい加工が施されているものもありますので、しっかり確認して選びましょう。

サイズのあったものを選ぶ

防災頭巾は、基本的にフリーサイズなのでそこまで細かくサイズを気にして商品を選ぶ必要はありません。しかし、子どもと大人ではサイズが大きく異なるため注意が必要です。また子ども用防災頭巾の中には、幼児用・小学生用などのように細かくサイズを区別しているものもあります。子ども用を選ぶ場合には、自身の子どもの頭のサイズを把握し、ひとりひとりに合わせたサイズの製品を選定するようにしましょう。

「防炎協会認定品」を選ぶ

防災頭巾は、日本防炎協会が認可したものとされていないものに分けられます。「日本防炎協会認定品」は、耐火性に優れ、火災時に使用する際も安心して使用することができます。一方で、認定品は柄がシンプルなものが多いというのがデメリットです。子ども用に購入する際には、子どもの趣味趣向に合わない場合も考えられます。子どもが好きなデザインのものがなければ、防災頭巾のカバーも追加で購入するというのも一つの手です。

デザイン性で選ぶ

最優先は防災性であるのは間違いありませんが、自分の好みのものでないと子どもが嫌がってしまうことも考えられます。特に小学生は学年が上がるにつれて、自身の持ち物に対してデザインを気にするようになります。子どもが気に入るようなデザイン性もありつつ、防火耐性や保護力といった防災の観点も気にしながら、子どもと選びましょう。

耳穴のあるものを選ぶ

最近の防災頭巾の中には、避難時に周囲の声や音が聞こえづらいとの観点から、耳穴のある商品が増えてきています。耳穴がなく、顔周りを全て布で覆ってしまうと、災害の避難指示が聞き取れずに指示とは違う行動をとってしまったり、逃げ遅れてしまったりする恐れがあります。防災頭巾に小さな穴が空いていれば、穴がないものと比較して周囲の音を聞き取ることができるようになります。子ども、大人関係なく、なるべく耳穴のあるものを選ぶことで災害時の避難も安全に行うことができるのです。

防災頭巾とヘルメットの特徴を知ってもしもに備えよう

今回は、災害時に頭部を守れる防災頭巾について紹介しました。防災頭巾は本などの軽量な落下物から頭を保護するのに役立つ簡易的な防災グッズ。肩口まで保護できるので、火災の際に火の粉から髪の毛や顔を守ることもできます。また、地域によっては園や学校などで子どもたちが用意することもあるようですね。

一方で防災ヘルメットは重たい落下物や強い衝撃から頭を守ることができる防災グッズ。防災頭巾と防災ヘルメットではそれぞれに違いがあるので、目的にあわせて選ぶことが大切です。
そこで次の記事では、防災頭巾とヘルメットの選び方について解説します。それぞれのメリット・デメリットも詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

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