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【防災士ママブログ】ピオまめ|防災グッズやリュック中身は?災害防災対策等、大切な家族を守るために必要な知識を発信中!

【防災クイズ】親子で楽しく学ぼう!火災時の行動編 10問

「火災」は、日ごろから発生させない意識と対策がとても大切です。しかし、万が一火災が起きてしまった、巻き込まれてしまった場合には、消火活動や避難をしなければいけません。被害の拡大を防ぎ、命を守って安全に逃げるためにはどうすればよいのでしょうか?
本記事では、火災発生に備えてやっておくべきこと、いざ非難するときのポイントをクイズ形式で紹介します。子どもでも答えやすい、A・B・Cの三択形式です。親子でどうすればよいかをしっかり考えながら、クイズを解いてみてくださいね。

目次 

火災の備えクイズ【行動・備え編】

 

いざという時に慌てずに対応するためにも、備えが大切です。まずは、火災発生時に対応できるように準備しておくもの・ことについて考えてみましょう!何問正解できるでしょうか?

第1問:初期消火のために備えておくべきものは?

A:消火器
B:ヘルメット
C:マスク

第2問:火災対策のために住宅に設置しなければいけないものは?

A:インターホン
B:スプリンクラー
C:火災警報器

第3問:2階以上からの避難であるとよいものは?

A:ロープ・縄ばしご・避難用はしご
B:トイレットペーパー
C:空のペットボトル

第4問:火災に備えて旅先でチェックすべきことは?

A:カーテンの色
B:避難経路
C:廊下の床の模様

第5問:初期消火の目安は何分以内?

A:30秒
B:3分
C:15分

答えと解説:火災の備えクイズ【行動・備え編】

火災が起きたときに、落ち着いて対応するために備えておくべきことや知っておくべきポイントのクイズでしたが、答えはわかりましたか?理由を詳しく解説しながら答えを伝えますので、チェックしてみましょう!

答え1:初期消火のために備えておくべきものは?
 「A:消火器」

答えは「A:消火器」です。インテリアになじむおしゃれなデザインの物もあるので、自宅にも用意しておきましょう。用意してあっても、いざという時に使えなければ意味がありません。しっかり説明書を読み、いつでも使えるようにしてみてください。地域で開催されている防災訓練では、消火器を実際に使って消火作業ができるケースもあるので、機会があれば参加してみてはいかがでしょうか?「B:ヘルメット」や「C:マスク」も、避難時にあると便利なアイテムです。

答え2:火災対策のために住宅に設置しなければいけないものは?
 「C:火災警報器」

「C:火災警報器」は、火災で亡くなる原因の逃げ遅れを防ぐために必要な、火災の発生を感知して知らせるものです。すべての住宅に設置することが義務付けられています。ホームセンターや家電量販店、オンラインでも購入可能です。設置後も、定期的に作動するかチェックするようにしてください。「A:インターホン」は、来訪者を知らせるものなので、火災とは関係がありません。火災警報器と連動する「B:スプリンクラー」もありますが、かならず住宅に設置するように定められてはいません。

答え3:2階以上からの避難であるとよいものは?
 「A:ロープ・縄ばしご・避難用はしご 」

階下に炎や煙が充満しているときは、窓やベランダからの避難が必要です。そのときにあるとよいのが「A:ロープ・縄ばしご・避難用はしご」です。シーツやカーテンを代用することもできます。上階からの避難は落下の危険も伴います。できるだけ安定感のある避難用のはしごを用意しておくとよいでしょう。「B:トイレットペーパー」「C:空のペットボトル」は、火災発生時の避難には無関係です。

答え4:火災に備えて旅先でチェックすべきことは?
 「B:避難経路」

心弾む旅行でも、火災に巻き込まれる危険は避けられません。慣れないホテル・旅館では、逃げ遅れてしまう可能性も高まります。宿についたら、まずは「B:避難経路」を確認してください。お部屋のインテリアも気になりますが、「A:カーテンの色」は火災対策としてチェックしなくてもOK!「C:廊下の床の模様」も、火災には関係ありません。

答え5:初期消火の目安は何分以内?
 「B:3分」

火災の拡大を防ぐために、初期消火は重要です。しかし、その時間の目安は発火から「B:3分」が目安と言われています。あっという間に火は燃え広がります。逃げ遅れないように、早くその場を離れる判断も必要です。「A:30秒」でも、爆発や避難経路が塞がれる危険性があれば、迷わずに避難してください。「C:15分」は自力での消火は無理な状態といえます。もっと早い段階で避難しましょう。

火災の備えクイズ【行動・実施編】

どれだけ、事前に対策をしていても、火災に巻き込まれる可能性はあります。万が一、火災が起きてしまう、あるいは巻き込まれた場合には、適切な処置と避難が重要です。ここでは、実際に火災が起こったときにどう行動すべきかをクイズにしました。チャレンジしてみてください。

第6問:天ぷらをあげているときに ガスコンロから出火!やってはいけないことは?

A:消火器で消火
B:火元にすぐに水をかける
C:水で濡らした大きめのタオルを手前からかける

第7問:コンセントから出火!最初にやってはいけないことは?

A:ブレーカーを落とす
B:消火器で消火
C:水をかけて火を消す

第8問:火事に気付いたらまずやるべきことは?

A:大声で知らせる
B:覆いかぶさって火を消す
C:燃え移らないように周辺の家具を移動させる

第9問:避難時の正しい体勢は?

A:背伸びをする
B:なるべく低い姿勢になる
C:両腕を上にあげて歩く

第10問:洋服に火がついたときにしてはいけないことは?

A:火を消そうとして走りまわる
B:水をかけて火を消す
C:地面に倒れて左右に転がる

答えと解説:火災の備えクイズ【行動・実施編】

いざ火災が発生したら、落ち着いて行動することが大切です。初期消火や避難時のポイントをしっかりおさえて、万が一のときにしっかり対応してみてください。

答え6:天ぷらをあげているときに ガスコンロから出火!やってはいけないことは?
 「B:火元にすぐに水をかける」

天ぷら油火災は家庭でも起こりやすい出火原因の一つです。「B:火元にすぐに水をかける」と、油が飛び散って火災がひどくなる可能性があるため、やってはいけません。「A:消火器で消火」や、鍋に入れるだけで初期消火ができる「天ぷら油用消火剤」で火を消しましょう。もし、手元に消火用の道具がない場合は「C:水で濡らした大きめのタオルを手前からかける」と空気が遮断されて消火できます。

答え7:コンセントから出火!最初にやってはいけないことは?
 「C:水をかけて火を消す」

出火しているコンセントに「C:水をかけて火を消」そうとすると感電する恐れがあります。まずは「A:ブレーカーを落と」してから「B:消火器で消火」するのが正解です。消火器がない場合は、やはり通電を止めたうえで、水で火を消します。

答え8:火事に気付いたらまずやるべきことは?
 「A:大声で知らせる」

火事に気が付いたら、周囲の人に知らせなければいけません。怖いかもしれませんが、まずは「A:大声で知らせる」ように動きましょう。「B:覆いかぶさって火を消す」は、とても危険です。決して やってはいけません。また「C:燃え移らないように周辺の家具を移動させる」間に、火が燃え広がるかもしれません。まずは、初期消火を行い、3分で消火できない場合は逃げてください。

答え9:避難時の正しい体勢は?
 「B:なるべく低い姿勢になる」

煙や炎は、まず天井に向かってのぼります。天井にぶつかった後、横方向・下方向に蔓延するため、床の低いところに空気が残っている可能性があるため「B:なるべく低い姿勢になって 避難してください。ハンカチ・タオルで口・鼻を抑えて煙を吸い込まないようにすることも重要です。

答え10:洋服に火がついたときにしてはいけないことは?
 「A:火を消そうとして走りまわる」

「A:火を消そうとして走りまわる」と、あおられて余計に火が燃え広がります。「B:水をかけて火を消す」ようにしてください。また「C:地面に倒れて左右に転がる」ようにして消火する方法もあります。コンロの火が、袖口に引火する事故も多発しています。洋服への着火にも、十分に気を付けましょう。

火災時は初期消火と落ち着いて早く逃げることが大切!

実際に火災に巻き込まれると、想像以上のスピードで煙や炎が広がります。恐怖ですくんでしまうかもしれませんが、初期消火と迅速な避難で助かる可能性が高まるので日ごろからしっかりと準備をしておきましょう。次の記事では、火災発生時に役立つピオマの防災アイテムを紹介します。あると安心な物ばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。