LOADING

【防災士ママブログ】ピオまめ|防災グッズやリュック中身は?災害防災対策等、大切な家族を守るために必要な知識を発信中!

普段使いのものも非常用の備えになる!無理なく防災対策を始める方法

食品や飲料水、日用品、衛生用品など普段使いしているいろいろなアイテムは、防災の時にも役立つものがたくさんあります。日常的に使っているものを備えにすると、無理なく防災対策を始められるのがメリットです。そこで今回は、普段使いできるものを使った防災対策について紹介します。

防災グッズは普段使いできるもので無理なく備えることが大切

地震や台風、大雨などいろいろな災害が起こる中で、防災意識は高まってきています。しかし、実際に防災のための備えをしようと思っても、いろいろな防災グッズを一から揃えるのは大変です。
非常用の食品やグッズを準備していくのは時間も費用もかかってしまい、ハードルが高く感じられます。しかし、防災のための備えは非常用のアイテムだけとは限りません。日常的に使っているものでも、十分備えにすることができます。

そのため、これから防災対策を始めたいと考えているなら、まずは普段使いできるものから備えていくことをおすすめします。日常時も非常時も使えるアイテムにはどんなものがあるのかを知り、防災のために何が必要かを考えて準備していきましょう。防災対策は一時的なものではありません。無理なく続けられるように、まずは普段使いできるものから防災の備えを始めていきましょう。

普段使いできて非常時にも役立つものとは?

防災のための備えを無理なくするためには、普段使いのものを準備するのがおすすめです。しかし、実際にはどんなアイテムが非常の際にどうやって活用できるのかイメージがわかない場合もあるでしょう。そこで、普段使いできて非常時にも役立つアイテムにはどんなものがあるのか紹介していきます。

【1】日ごろから食べなれているものを防災用の備蓄に

インスタント麺やレトルト食品、缶詰、乾物など、日ごろからよく食べていて常温保存できる食品や飲料のストックは、防災用の備蓄としても役立ちます。普段使いしている食品なら、災害が起こった時の食事も食べなれたもので準備できるため安心感があり、被災時のストレスをやわらげる効果も期待できます。また、スーパーなどで気軽に購入でき、家族の人数分揃えやすいメリットもあります。

【2】いつもの日用品も使い方をアレンジすれば非常時に役立つ

ラップやビニール袋など、普段の生活でよく使う日用品も、防災グッズとして役立ちます。例えば、ラップはお皿に巻くことで洗い物の回数を減らせ、断水時に役立ちます。レジ袋は骨折時の三角巾代わりやおむつカバー、水を運ぶウォータータンクとして活用できますよ。

また、耐熱性のあるポリ袋は加熱調理に使えるので、袋に入れてご飯を炊いたり野菜を茹でたりすることができ、その際に沸かしたお湯も使いまわせて節水になります。手袋代わりとしても便利です。

【3】アウトドアグッズはほとんどが防災に役立つ!

キャンプなどアウトドアを楽しむ人は、お家にあるアウトドアグッズのほとんどが防災用に役立ちます。テントや寝袋は避難所で過ごす時に使え、カセットコンロとガスボンベ はレトルト食品を加熱したりインスタント麺を調理したりするのに役立ちます。クーラーボックスも停電した際の冷蔵庫の食品を保存しておくのに便利ですね。ランタンも停電時の夜間に活躍します。

【4】お出かけ時に持ち歩くものも防災グッズに

普段お出かけする時に持ち歩いているモバイルバッテリーや除菌用ウェットティッシュ、マスクの予備などもそのまま防災グッズとして使えます。特にモバイルバッテリーは、被災時にスマホを充電するためにも多めに準備しておきたいもの。旅行などにも使えるので、モバイルバッテリーは大容量のタイプを複数用意しておいてもいいでしょう。

また、普段使いのレインコートは非常時に防寒具として活用できます。台風や大雨で避難する時には、強風で傘が危険な可能性もあるのでレインコートが必要になります。携帯用のコンパクトなレインコートもあるので、バッグに入れておくと突然の雨にも役立ちますよ。

食品や日用品をストックすることを習慣づけよう

備蓄を習慣化できるようにすることが大切

普段使いのものの多くがもしもの時の備えとして役立ちます。しかし、食品や飲料水、日用品、衛生用品などは日ごろから多めにストックしておくことが大切です。そのため、ローリングストックでうまく備蓄できるように習慣づけましょう。普段使いしている食品や日用品を多めに購入しておき、使った分だけ買い足す仕組みにしておけば、無理なく防災のための備蓄ができます。

普段使いのもので備えると有事の際にも慌てない!

普段使いしているものを防災用にすることは、無理なく備えができるだけでなく、使い方がよく分かっているため有事の際に慌てず使えることも大きなメリットです。また、食品や飲料水は普段から使っていくことで、賞味期限切れを防ぐことにもつながります。そのため、ローリングストックを活用してうまく備えていくようにしましょう。

普段使いのものを活用して防災対策を始めよう

今回は、普段使いのものでできる防災対策について紹介しました。日ごろからよく食べている食品、毎日使っている日用品などはもしもの時の備えになります。普段使いしているものなら、無理なく防災の備えができますね。そのためには、ローリングストックで多めに備蓄することを習慣づけることが大切です。

そんな普段使いのもので、非常時に役立つアイテムはたくさんあります。そこで次の記事では、具体的に何を備えおけばいいのか、アイテムリストを紹介します。これからしっかり防災対策をしていきたいという人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

関連記事