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自宅が浸水⁉水害で想定される被害状況と自宅でできる対策方法とは

台風や集中豪雨などによる河川の氾濫で、洪水被害が起こることがあります。水害は夏場に多い災害ですが、秋の長雨などでも発生する可能性は否めません。また、雪の多い地域では春先の雪解け水により融雪洪水が起きることもあります。そこで、被害が少ない時期にこそ、改めて安全対策を見直ししっかり備えることが大切です。
本記事では水害が起こったときに慌てないように、水害でどんな被害が想定されるのか、また自宅でできる対策をご紹介します。

水害が起こった場合考えられる被害とは?

水害が起こった場合考えられる被害とは?

そもそも、河川の氾濫による洪水などの水害では、どのような被害が起こるのでしょうか。具体的に考えられる被害想定について考えてみます。

家屋の浸水

通常水が流れていない陸地に水があふれる状態が洪水です。河川の氾濫だけでなく、地下水路などがあふれるケースもあり、市街地でも浸水被害が発生する可能性があります。水量によっては車が流されたり、家のなかに水が入ったり といった被害が起こります。

家財道具・貴重品の損傷

洪水により家屋が浸水すると、家具や家電などの家財道具が使えなくなります。ガスや電気、水道なども使用できない状況になる可能性も高いでしょう。水圧で家屋内外が損壊するかもしれません。
また、水が引いても、汚水などで汚れた家具や室内の傷みは甚大です。不衛生な状況となり、感染症にかかる恐れもあるため、消毒の必要も出てきます。

交通網のマヒ

道路が浸水すると交通網が止まってしまいます。避難しにくい環境になると同時に、救援活動や支援活動も思うように進まず、被災者のサポートが滞る心配もあるでしょう。水が引いた後にも、流されてきた物が道路を塞ぎ、なかなか交通網が復旧しないことも考えられます。

停電などライフラインの停止

洪水は大雨や台風などと同時に発生することが多いでしょう。暴風雨や落雷の影響で、近隣一体での停電・ガス、水道の停止などが起こる可能性があります。公共交通機関も止まり、車の往来もできない状況も想定されます。逃げ遅れた人や自宅のほうが安全だと判断して在宅避難をしている場合は、支援の無い状態でも生活ができる状態にしておかなければいけません。

転倒や流される危険

わずかな水でも足元を取られて転倒したり、流されたりする危険があります。河川が氾濫していなくても、大雨で足元が見えない状況では側溝やマンホールにはまり溺れる可能性もあるので注意が必要です。車や建材などの大きな物が流されてくる、風で看板が飛ばされるなどの状況にも気をつけましょう。

浸水レベルと制限される行動範囲について

わずかな水でも危険があるとお伝えしましたが、実際に浸水の状況によってどれくらい行動範囲が限定されてしまうのでしょうか。

浸水深とは?

河川の氾濫による洪水や市街地で排水があふれるなどの内水氾濫によって、道路や家屋等が水でおおわれてしまうことを「浸水」といいます。この浸水がどれくらいの深さかを示すのが「浸水深」です。一般の家屋では、浸水深50cm未満の場合は床下浸水、50cm以上になると床上浸水の恐れがあると言われています。
浸水深の目安は次の通りです。

0〜50cm床下浸水(大人のひざ程度)
50cm〜1m床上浸水(大人の腰程度)
1〜2m1階の軒下
2〜5m2階の軒下
5m〜2階の屋根以上

浸水深の大きさと制限される行動範囲

浸水深の違いによって、どれほど行動が制限されるのでしょうか。
歩行の場合は、浸水深50cm(大人のひざ程度)を超えるとほとんどの人が歩いて避難できなくなると言われています。また、車の場合は浸水深が30cmを超えるとエンジンルーム内に水をまきこんだり、排気管がふさがれることでエンジンが停止する可能性が高まります。ドアが開きにくくなり外へ出られなくなる危険もあるため、車にいる場合は水位が上がってきたと思ったら、早めに脱出しておきましょう。

水害が起こる可能性がある場合は、浸水する前に安全な場所へ移動する「立ち退き避難」をしなければいけません。万が一逃げ遅れた場合は、無理をして避難するよりも屋内の上階や近隣の堅牢な建物にいるほうが安全な場合があります。

被害を大きくしないための対策

自然災害は避けられないかもしれませんが、事前にできるだけ被害を拡大させないための準備は可能です。水害被害を最小限にとどめ、万が一のときの備え方をお伝えします。しっかり備えて、家族の安全を守りましょう!

浸水対策

道路に流れた水は「雨水枡」から下水へ流れます。この雨水枡がふさがれていると、道路上に水がたまり家屋浸水につながります。また、側溝も同様にふさがれていると水があふれる原因になるでしょう。日ごろから、落ち葉やゴミなどが溜まらないように掃除をしてください。

また、扉のすき間から家屋内への水の侵入を防ぐために「土のう」や「水のう」を準備しておくこともおすすめです。大雨による下水の逆流で、トイレや洗濯機の排水溝が噴き出す被害も考えられます。便器内に水のうを置くと逆流を抑えられます。

安全な避難方法を知っておく

水災害は早い段階で避難をすることが重要です。大雨等による水害が予想される場合、雨が降り出してからの避難は危険を伴うため、できるだけ雨が降る前に移動するようにしてください。
雨が降る前でも、避難中に降り出すことも考えられます。長靴は足元を取られやすく雨が靴内に溜まり動きにくくなるため、雨が降っていても着用は避け、歩きやすいスニーカーを履くようにしましょう。

た、雨が降っているからといって傘をさすと風にあおられる可能性もあり危険ですし、さしている間は片手ないしは両手が使えなくってしまいます。傘ではなくレインコートを着て避難するようにしてください。
すでに雨が降り、少しでも道路に水が溜まっている状況の場合は、マンホールなどにはまらないようくれぐれも足元に注意し、車で移動する場合は車中の閉じ込めにも注意が必要です。

飲食物や非常用品の備蓄

逃げ遅れた場合、あるいは自宅にいるほうが安全な場合は在宅避難をします。電気・水道・ガスなどのライフラインが止まる可能性も高く、復旧までに数日以上かかる可能性も考えられます。交通網がまひすると流通も止まり、飲食物が入手できないケースもあるため、飲食物や非常用品の備蓄が重要です。
飲料水は一人あたり1日2リットル×最低3日分、できれば7日分用意しておくようにしてください。また、モバイルバッテリー・ヘッドライト・ランタンなども用意し、電池切れがおきていないかも定期的にチェックしましょう。

家族の安全のために水害対策もしっかりと!

家族の安全のために水害対策もしっかりと!

水害への対策は意外と後回しになる方も多いのではないでしょうか?でも実は、年々増えている身近な災害の1つです。どんなときでも、被害を最小限に抑えて命を守るためにしっかりと対策・準備をしてくださいね。
次の記事ではピオマおすすめの水害時のための避難グッズをご紹介します!