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【防災士ママブログ】ピオまめ|防災グッズやリュック中身は?災害防災対策等、大切な家族を守るために必要な知識を発信中!

キャンプ用品は防災グッズにもなる!揃えておくと安心・便利なアイテムリスト

アウトドアで過ごすキャンプは、災害が発生してライフラインがストップした時の環境に似ています。そのため、キャンプで使用するさまざまなキャンプ用品は、防災グッズとしても活用できるのです。
そこで今回は、防災グッズにもなるキャンプ用品について紹介します。どんなアイテムが災害時のどんなシーンで役立つのか紹介していくので、ぜひチェックしてください。

キャンプと災害時の共通点とは?

キャンプと災害時には、意外な共通点が存在します。それは、過ごす環境下が似ているということ。
キャンプでは自然の中での生活をするため、基本的に電気やガス、水道がありません。そして、災害が発生してライフラインがストップした状況も同様に、生活環境の制約が生じます。

家電が使えなかったり、ガス給湯器でお湯を沸かせなかったりする環境の中で生活をしなければいけないため、キャンプと災害時には共通点があるといえるのです。そのほか、簡単な調理で食事をしたり、限られた水を使って生活したりといった点でも、それぞれの状況は似ていますね。
そのため普段からキャンプを楽しんでいると、万が一被災した時にもその経験が役立てられるのです。そしてキャンプ用のさまざまな道具もまた、防災グッズとして使うことができます。

災害時にも役立つ!揃えておきたいキャンプ用品リスト

災害時にも役立つ!揃えておきたいキャンプ用品リスト

キャンプを楽しむためにはテントやランタンなどの道具が必要ですね。そのようなさまざまなキャンプ用品は、キャンプを快適に楽しむためにはもちろん、災害時の避難生活にも役立ちます。そこで、災害時にも役立つキャンプ用品について紹介します。

◆ カセットコンロとボンベ
熱源となるカセットコンロとボンベは是非とも用意しておきたいもの。カセットコンロがあれば、お湯を沸かして加熱調理や煮沸消毒ができます。燃料となるカセットボンベは安価で100均などでも購入できるため、多めにストックしておくと防災用備蓄になります。

◆ 懐中電灯・ランタン・ヘッドライト
災害が起きて停電時の明かりとして、キャンプで使う懐中電灯やランタン、ヘッドライトなどが役立ちます。ヘッドライトは両手があくので、避難時にも安全に移動できて便利。LEDライトを使ったものだと明るくてバッテリー持ちも長く、虫も寄り付きにくいです。手回しや太陽光で充電できるものなら交換用電池もいらず再充電できて安心です。

◆ ポリタンク(ウォータータンク)
水道のない場所でキャンプをする際に活躍するポリタンク(ウォータータンク)は、断水時の避難生活でも役立ちます。手や体を洗ったり、調理に使ったりと生活に欠かせない水の保管や運搬に使えます。
容量が大きいものを1つ用意するよりも、持ち運びやすいサイズのものを複数用意する方が重たい水も運搬しやすくなります。

◆ 寝袋・マット
キャンプで就寝する時にテント内で使う寝袋やマットも、避難生活で大いに役立ちます。特に避難所や車中泊などでは、床が硬かったり寒さを感じたりして寝付けないことも少なくありません。
キャンプ用マットがあれば硬い床の寝心地改善になり、床からの冷たさも伝わりにくくなります。コンパクトで持ち運びやすく暖かい寝袋は寒さの軽減に役立つでしょう。

◆ クーラーボックス
キャンプの際に食材の保冷に使うクーラーボックスは、停電で冷蔵庫が使えなくなった時に活躍します。キャンプだけでなく、ピクニックや旅行などさまざまなレジャーでも活用できるのでぜひ用意しておきましょう。また、クーラーボックスを貯水タンクとして活用することもできます。

◆ テント
キャンプ用にテントを持っていると、被災時にも活用できて便利です。避難所が満員の時にもテントがあれば、家族の避難スペースを確保に役立つかもしれません。
ペットがいたり感染症が気になったりする場合にもテントが役立つでしょう。また、多くの人がいる避難所よりもプライバシーが確保されるメリットもあります。

◆ アウトドアワゴン(キャリーワゴン)
キャンプの際にたくさんの荷物を運ぶことができるアウトドアワゴン(キャリーワゴン)も、防災アイテムとして役立ちます。避難所へ移動する時に荷物がたくさんあると運搬も一苦労です。
そんな時に耐荷重の高いアウトドアワゴンがあれば、一度にたくさんの荷物を運ぶことができます。小さい子どもを乗せられるタイプなら、移動時に子どもが疲れてしまった時も安心です。

普段使いもできる!防災・キャンプで役立つアイテム

普段使いもできる!防災・キャンプで役立つアイテム

続いては、普段の生活でも使え、防災・キャンプで活用できるアイテムを紹介します。普段使いできるアイテムなら、キャンプ用品よりも揃えるハードルが低いですね。キャンプをあまりしないという家庭も、まずは以下のアイテムを用意してみてはいかがでしょうか?

◆ モバイルバッテリー
スマホの充電に使えるモバイルバッテリーは、普段から携帯している人も少なくないかもしれませんね。キャンプでもスマホの充電にモバイルバッテリーが役立ちます。また、災害が起きて停電すると、当然スマホの充電ができなくなります。
家族の安否確認や避難情報を得るためにも災害時にスマホは欠かせません。モバイルバッテリーを準備しておけば、バッテリー切れで使えなくなるのを防げます。ソーラー充電できるモバイルバッテリーなら、停電している環境でも再充電できて便利です。

◆ 缶詰・レトルト食品
キャンプではなるべく簡単に調理できるように、缶詰やレトルト食品を活用することもあります。缶詰やレトルト食品などは常温保存できて長期保管可能なので、キャンプに持っていくのはもちろん、防災用ストックとしても役立ちます。
多めに備蓄しておいて普段の生活でも食べるようにすればローリングストックになり、賞味期限切れになることなく防災用として備えられます。

◆ 持ち運べるインテリアライト
枕元やサイドテーブルなどに置くライトを電池式や充電式のポーターブルタイプにすれば、防災用ライトとして懐中電灯の代わりに使えます。就寝中に停電したとしても、枕元に持ち運べるライトがあると安心ですね。夜間の赤ちゃんの授乳時にも活用できますよ。
もちろん、キャンプでの明かりとしても使えます。デザイン性の高いものなら、インテリアに馴染むので普段使いもしやすく、おしゃれなキャンプを楽しみたい人にもぴったりです。

◆ ラップやアルミホイル、ビニール袋などの日用品
普段の生活でも頻繁に使うラップやアルミホイル、ビニール袋といった日用消耗品は、キャンプや防災グッズとしても活用できます。例えばアルミホイルは、フライパンに敷いておくと洗い物を減らせます。ランタンの一部を覆って明るさの調節をしたり、丸めて金たわしにしたりすることも可能です。
ラップはお皿に敷くことで洗い物を減らせるほか、傷口に巻いて包帯代わりにしたり、細くしごいて紐にしたりできます。ビニール袋は、耐熱性のあるものなら炊飯や加熱調理に使えます。このように、普段からよく使う日用品もアイデア次第で防災やキャンプに役立つので、多めにストックしておくと安心です。

キャンプ用品を揃えるなら防災も意識して選ぼう

今回は、防災にもなるキャンプ用品について紹介しました。アウトドアで行うキャンプは避難生活と似ています。そのため、便利なキャンプ用品は防災グッズとしても役立ちます。キャンプを楽しむ家庭は、防災も意識しながらキャンプ用品を選んでいくのがおすすめです。

そんなキャンプにも防災にも役立つグッズは、ピオマでもたくさん取り扱っています。そこで次の記事では、キャンプにも使えるピオマおすすめの防災グッズを紹介します。これからキャンプ用品を揃えていきたいと考えている人は、防災グッズにもなるピオマのおすすめ商品をぜひチェックしてみてくださいね。