大地震が発生すると、家の中も100％安全ではありません。地震に強い構造の家に住んでいても、家具の下敷きになったり、割れた窓ガラスでケガをするなど、さまざまな被害が想定されます。家具の固定、ガラス飛散防止フィルムを貼るといった対策をとって少しでも安心な環境をつくることが大切です。

また大きな揺れの発生で、エリア全体が停電してしまうことも。夜間の災害では、暗闇の中で安全確保をしなければならず、ますます不安が募るでしょう。停電復旧時に電気が再送電されることにより起きる「通電火災」も深刻な問題です。

ピオマは、被災者の声もとに開発された地震で停電になったときでも安心・安全な行動をサポートする防災グッズをご用意しています。停電発生時に気を付けることと、役立つ道具をご紹介します！

急な停電でも安全確認をするために！非常用の明かりを手に入れる

大きな地震が発生したら、まずは身の安全を確保しましょう。震度4を超える揺れでは、命の危険も一気に高まります。大きな揺れでは立っていることも、ままならないでしょう。まずは机の下などに身を隠し、倒れてくる物や飛んでくる物から、頭やからだを守ってください。

揺れがおさまったら家の中の安全を確認し、正しい情報を得る必要があります。大地震では停電が発生することがあります。日が暮れてからの災害の場合、身の回りの様子が分からないなど不安が大きくなりますよね。実際に「いざという時に、懐中電灯を見つけられなかった」や「電池切れで使えなかった」という被災者の声が多くありました。

ピオマでは、突然の災害発生に備えて、便利な非常灯を用意しています。家屋の損害、ガス漏れの確認、避難準備など、手元・足元の明るさが必要ですよね。地震や停電で自動点灯し、落ち着いた行動をサポートしてくれるライトをご紹介します。

ピオマ ここだよライトS

震度4相当以上の地震で、自動的にライトが点灯する「ピオマ ここだよライトS」は、コンセントにさしておくだけの充電式常備灯です。

地震センサが内蔵されているので、揺れを感知してすぐに点灯します。暗闇でもライトがすぐに見つかるので、地震や停電直後に冷静に行動に移すことができます。また、充電式なのでいざという時に電池が切れている心配もないのも安心ですよね。コンセントから取り外せば、携帯灯として持ち出すこともできる優れものです。

フットライトとして普段使いもできる点もオススメポイントです。電気を消すと約30秒間、暖色の柔らかい光がお部屋を照らしてくれるので、消灯後のちょっとした移動にも便利ですよ。コンパクトでシンプルなデザインも、インテリアの邪魔にならないので、寝室、リビング、廊下など避難経路に複数付けすると、さらに安心感につながります。

二次災害である「通電火災」を防ぐために。

「通電火災」という言葉をご存知ですか？「通電火災」とは地震後に電気が原因で発生する火災のことです。大地震が発生すると電線の断絶などが原因で停電することがあります。ブレーカーを付けたまま電気が復旧すると、倒れた電気器具や破損した電気配線に通電することで出火する恐れがあるのです。

具体的には、ストーブなどの熱器具と布類の接触や、損傷した電気コードがショートして絨毯に燃え移る事例などがあります。阪神淡路大震災や東日本大震災での火災の原因の半数以上はこの「通電火災」が原因であるといわれています。

なんとか避難はできたものの、大切な家が燃えてしまったら後悔しきれません。さらに、発見や初期消火が遅れてしまい、火災が近所に燃え広がってしまう危険性もあります。そこで、二次災害を防ぐために、避難する前に必ずブレーカーの遮断をしてください。

通電火災を防ぐために必要なこと

通電火災を防ぐためには、身の回り、家の中の安全がしっかり確認できるまで通電させないことが重要となります。そのため、安全が確認できるまではブレーカーの電源を落としておき、通電しないようにしましょう。

しかし、被災後の緊迫した状況で、ブレーカーの電源を確実に切って避難できるとは限りません。家によっては、高い場所にブレーカーが設置してある場合もあるかと思います。

そこで、地震発生時にブレーカーを自動で遮断してくれる「感震ブレーカー」を設置することが大切です。感震ブレーカーは、設定以上の震度の揺れを感知したときにブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に止めてくれる器具です。内閣府や消防庁でも設置を勧めており、自治体によっては補助金制度もあります。

ピオマ 感震ブレーカー

ピオマでも、高性能な地震センサ搭載の感震ブレーカーを用意しています。

あらかじめブレーカーに取り付けておいて、震度5強相当以上の地震を感知すると、自動でブレーカーを遮断してくれます。また、ピオマ感震ブレーカーなら、地震発生から3分後にブレーカーが落ちるので、落ち着いて避難行動できます。感震ブレーカーの種類によっては即遮断するタイプもありますが、真っ暗での避難行動はかえって危険なので、遅延機能があるピオマがオススメですよ。

さらに、ピオマは電気工事士などの特別な資格も不要で、ご自宅のブレーカーに簡単に取り付けられます。ピオマの公式サイトでは、取付が不安な方向けに取付手順動画もありますので、是非チェックしてみてください。

尚、ブレーカーのタイプによっては設置に十分なスペースが取れず、取付が難しい場合もありますので、事前にスイッチの付近に 「縦約7センチ×横約9センチ」の十分なスペースがあることを確認してください。

地震の不安を軽減させよう。安心・安全の備えで家族の暮らしを守る

大地震はいつどこで発生してもおかしくありません。また余震も続き、電気・ガス・水道をはじめとしたライフラインの供給ストップなど、不安はつきません。大切な自分と家族の命を守るため、正しい知識と情報を知り、日ごろからしっかりと備えをしましょう。

夜間の停電で冷静な判断ができなくなると、守れる命を更なる危険にさらすこともあります。ピオマの非常灯や感震ブレーカーで、暮らしの安全サポートを始めてくださいね。